M-Chat

MS-AI

医療機関向けAIプラットフォーム

OVERVIEW

院内資料や診療記録を、
AIとの会話で検索・要約。

M-Chatは、医療機関ごとに専用の環境を用意する生成AIです。
院内資料や診療記録をもとに、調べもの、要約、文書の下書きに使えます。

資料を探し、読み比べ、文章にまとめる作業を支援します。患者情報を扱う場合は、施設専用の環境で処理する医療モードを利用します。

院内にある情報

院内規定マニュアル診療情報医療文書制度情報

M-Chatの回答画面。回答が「国内」「海外(英語)」「希少疾患(FOP)」の見出しごとに整理され、日本整形外科学会、難病情報センター、PMDA、PubMedなど、根拠として確認できる情報源がリンク付きで並んでいる

M-Chatの回答画面の拡大(スマートフォン用)。「希少疾患(FOP)」という見出しの下に、根拠として確認できる情報源がリンク付きで並んでいる

回答は見出しごとに整理され、根拠として確認できる情報源がリンク付きで並びます。
※画面は開発中のものです。

CONDITIONS

患者情報と院内資料を、
適切に管理して活用する。

個人向けの生成AIは便利です。ただし院内で使うには、
先に決めておくことがあります。

決めておくこと

  • 患者情報をどう扱うか
  • 利用できる人をどう管理するか
  • 院内資料をどこまで参照させるか
  • 外部へ何を送信するか
  • 出力を誰が確認するか
M-Chatの管理方法

医療モードでは、契約内容と施設の運用ルールで認められた範囲の患者情報を、氏名を伏せずに入力できます。
使えるサービスと利用者は、医療機関ごとに管理します。

ASK

知りたいことを、普段の言葉で質問する。

質問を入力し、回答を見ながら追加の質問や修正の指示を出せます。
会話は保存され、画面を開き直しても残ります。

院内資料

「この手順はどこに書いてある?」

記録の要約

「経過と注意事項をまとめて」

医療文書

「報告書の下書きを作って」

情報共有

「多職種へ伝える内容を整理して」

記録から病名や薬剤、検査結果を抜き出せます。
M-Recの診療記録も、「前回はどんな処置をしましたか」と尋ねて探せます。

STRUCTURE

院内で管理しながら、AIを使う。

モードの切り替え、参照する資料、外部への送信、共有の範囲、記録の扱い。
M-Chatは、この5つを院内で管理できる形にしています。

M-Chatの情報の流れと管理

利用者が普段の言葉で質問

「この手順はどこに書いてある?」「この内容から紹介状の下書きを作って」など、普段の言葉で質問・依頼する。

医療従事者が回答を確認

AIが作成するのは回答や下書き。医療従事者が内容を確認・修正し、最終的な責任を負う。

1. 用途に応じたモードを選択

患者情報を扱う業務では医療モードを使用し、施設専用のAIサーバーで処理する。それ以外の業務では通常モードを使用する。

2. 登録した情報を参照

登録した院内資料や患者情報を参照して、情報の検索・要約・文書作成を支援する。

3. 出典付きのWeb検索

Web上の情報を検索し、確認できるように出典を示す。外部送信の条件と患者情報の検査については、このページの説明に従う。

4. 用途別のMyChatを共有

院内の言い回しや書式を指示として保存する。用途ごとのMyChat(専用AI)を院内で共有し、共通の書式で下書きを作成しやすくする。

5. 操作履歴を管理

監査ログには、利用量・添付の有無・出典名などのメタデータを記録する。改ざんを検知する署名を付け、会話の本文は監査ログに含めない。

会話・資料・添付ファイルの保存

会話の内容・院内資料・添付ファイルは、国内のクラウド環境にある施設専用の領域で管理する。AIモデルの学習には利用しない。

患者情報は、契約内容と施設の運用ルールに従って医療モードで取り扱う。会話の保存と監査ログは、区別して管理する。

図の番号は、下の見出しの番号と同じです。

1 2つのモードを切り替える

患者情報を扱う業務は、医療モードで行います。
切り替えはボタン1つです。使うAIモデルは、スタッフごとに選べます。
施設の初期設定とは別に、利用可能なAIモデルから選択できます。

医療モード

施設専用のAIサーバーで処理します。患者名やIDを伏せずに入力でき、M-Recの診療記録もそのまま調べられます。

通常モード

調べものや文章の作成など、
患者情報を扱わない業務に使います。

M-Chatの入力欄。医療モードと通常モードの切り替えボタン、資料を添付する+ボタン、音声入力のマイクボタンが並んでいる
M-Chatの入力欄の拡大(スマートフォン用)。資料を添付する+ボタンと、医療モード・通常モードの切り替えボタン

PDFや画像を添付でき、音声でも入力できます。
画像は5MBまで、PDFは25MBまで受け付けます。
添付ファイルは、拡張子ではなく中身で種類を確かめます。
※画面は開発中のものです。

2 院内資料を登録して参照する

登録した院内資料を参照して回答します。該当する記載が見つからない場合は、推測で補わず「該当なし」と回答するよう設計しています。回答と出典を確認しながら、夜間や休日の情報確認にも活用できます。

登録できる資料の例

院内プロトコール院内規定インシデント対応マニュアル

3 出典付きでWeb検索する

Web検索でも、入力した内容とAIの回答の両方に、
患者情報が含まれていないかを検査します。

検索の手順

  1. 送信前に患者情報を検査し、含まれていれば検索を中止する
  2. 厚生労働省やPMDAなど、公的機関のドメインを優先する
  3. 回答に出典リンクを添え、あとから根拠を確認できるようにする
Web検索の条件

Web検索の利用には、外部の検索サービスとの接続設定が必要です。
患者情報の検査が有効な環境で、スタッフ本人が同意した場合にだけ使えます。
同意の対象は、検索語を国外の検索サービスへ送ることです。

4 業務別の専用AI「MyChat」を院内で共有する

診療・看護・事務など、役割ごとの専用AIを作れます。共有する相手は選べます。

使い方の例

紹介状の下書き算定や制度の確認訪問看護報告書院内規定のQ&A

書式をそろえる

院内の言い回しや様式を指示として保存すれば、共通の書式で下書きを作成しやすくなります。
回答はWord形式で書き出せます。

5 会話の保存と操作履歴を分けて管理する

会話の内容は、再確認できるよう施設専用の領域に保存します。利用状況を確認する操作履歴には本文を含めず、AI側で本文を記録するログも無効にしています。
AIの処理は、東京と大阪の国内環境で行います。Web検索時には、前述の条件に従い、検索語を国外の検索サービスへ送信します。

監査ログに残すものの例

  • 利用量
  • 添付の有無
  • 出典名
  • 改ざんを検知する署名
施設専用の領域で管理

  • 会話の内容
  • 院内資料
  • 添付ファイル

国内のクラウド環境で管理し、
AIモデルの学習には使いません。

NOTES

AIが作るのは下書き。

内容の確認と修正は医療従事者が行います。
最終的な責任も医療従事者にあります。

ご利用にあたって

掲載している画面は開発中のもので、実際とは異なる場合があります。
どの情報を入力してよいかは、契約の内容と施設責任者の判断によります。

CONTACT

まず、いまの手順を
お聞かせください。

どのサービスを使うかは、決まっていなくても構いません。

ご相談の例

  • 患者情報を扱えるAI環境を探したい
  • この作業をAIに任せられるか知りたい

現在の業務と利用したい資料を伺い、AIで効率化できる作業と、人による確認が必要な工程をご提案します。

記載内容は2026年9月時点のものです。
機能の追加と改善を続けています。